田舎モン
愛知県は豊橋市に引っ越し、豊川にあるお店で仕事をし始め丸二年と3ヶ月が経ちました。
全然まとまってないですがここ最近思うこと。思い出すことがあります。
約3年前に当時勤めていた大阪の会社の社長にいっていただいた一言です。
当時の会社はスタッフ総勢約70人以上の関西の美容業界ではとても大きい会社でした。
その中で社長に退職の意思を伝えたところ何も言わずに開口一番(わかった)とおっしゃってくださいました。
自分にとって未開の地である愛知県での挑戦を快くOKしてくださいました。
当時の社長の気持ちまで全てはわからないですが会社から大金を出してまでパリ店へ移籍させたスタッフが翌年に退職を願ってきたなんて内心ではふざけるなとお考えだったかもしれません。
でも社長は日本全国を飛び回るお方。続けてこう言われました。
(豊橋か。何度か行ったことはあるがとてもいい所だよ。お前には合ってるかもね。頑張りな。)
今までの感謝を告げ、社長室を後にしようとしたあの瞬間。言われたことが忘れられません。
「あんたは私が見込んだスタッフや。あそこはとってもいい所やけど間違ったらあかん!田舎モンになるなよ!」
正直、当時はピンときませんでした。
田舎に住んだら、田舎で育ったら田舎モンなのか?でもそしたらこの国のほとんどは田舎モンじゃねーのか!?
今でも答えははっきりわかりませんが僕なりの解釈では
《古い常識やしきたりに囚われずに、現状になれることなく、自分の信念を通せよ!》
と捉えています。
自分ができることはしれてるかもしれませんが本気でこの業界、この地域に一石投じようと考えてるここ最近、やけに強く思い出される一言でした。
小さいかもしれないけど僕が投じようとするこの一石で尊敬するあの方に少しでも認めてもらえたらなぁ。と思う完全オフの日でした。